ペットは人を幸せにする

我が家では8歳のスコティッシュフォールド(名前はココ)と3歳のほぼ柴犬の雑種(名前はゆず)を飼っています。その2匹は我が家に着てから1年と経ちませんが、私たち夫婦はもちろん訪れる友人・知人、近所の人たちに安らぎを与えています。

猫のココは人間の歳に換算すると30代後半ということもあり、落ち着いていて時々毛玉を吐く以外には手の掛からない良い子です。ココ自身も人が好きで、見ず知らずの来訪者が触っても喜んでゴロゴロ鳴いています。猫にしては人懐っこくおっとりしているため、触れ合った人は皆口を揃えて「可愛い」「本当に大人しくて良い子だね」と言ってくれます。

私たち夫婦に対しても帰宅時の出迎えや、就寝時の添い寝、食後の運動(猫砂を使った狩の練習)など癒しを与えてくれます。

一方、犬のゆずは散歩の手間はありますが、来訪者だけでなく散歩中にすれ違う人たちにも癒しを与えています。ゆずの散歩に出ることによってご近所さんに挨拶をされる様になりました。近所の小学生を除いて普段は私から挨拶をしないと見向きもされませんでしたが、ゆずがいることで大人までもが積極的に挨拶をしてくれるのです。

ゆずは外見が親しみのある柴犬ということで、気軽に近寄れるということもありますが、ゆず自身が人が好きなため、決して吠えたり、飛びついたり、もちろん噛み付いたりすることがないため、すれ違う人たちにとても可愛がられます。外見は裏白が綺麗で、どちらかというと狸顔でクリクリした眼が可愛らしいです。

たまたま洗車のためにゆずを玄関先に繋いでいたところ、近所の子供たちがゆずに近づいてきたこともあります。それにつられて近所の親御さんたちも集まり、ゆずは一躍人気者になりました。

私が住む地域は一戸建てが多いのですが、どちらかというと新しい家が多いため、汚れやキズを気にしてペットを飼えないお宅が多いようです。子供としてはペットを飼いたいけど親が許してくれいないので我慢しているため、なおさら近所の犬が気になるといったところだと思います。

実のところ私自身も小さい頃は人間よりも動物、特に犬が好きでしたが、自宅がアパートということもあり飼うことができず、近所の犬にべったりでした。犬はそういった、いってしまえば仲間はずれになってしまった人が分かる様で、より一層優しく接することができる動物です。私は小さい頃嫌な事があると犬に慰めてもらっていたと記憶しています。

我が家には2匹のペットがいますが、その存在によりそれぞれに周囲の人たちを笑顔にし、私たち夫婦との関係を良くしてくれています。ペット(動物)にはそういう力があることを身をもって知りました。里子としてもらったこの2匹を大切に育てたいと改めて思いました。

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