散弾銃のスイングによる散弾コロンの変化 ~トラップ射撃の技術向上~

トラップ射撃の難しさを感じていましたので、上達するためにどうしたら良いのか探していたところ、なるほど!と思える記事がありました。
散弾銃の弾道学

散弾の射撃で重要なことは照準とスイングということが書かれており、この記事でスイングの重要性を知ることができました。ただたんにクレーに照準を合わせるためにスイングしている訳ではなかったのですね。

要約すると、スイングすることにより散弾の散らばり方が変化し、よりスイングが早い方が最初に発射された弾の粒を追いかけるように最後に発射された弾の粒が発射されます。スイングの加速度が弾丸に伝わり、飛ぶ距離に変化が起こるということです。

これによりスイングを止めて射撃したときに比べ、射手から遠ざかる様に飛翔するクレーを追いかけるようにコロン(散弾の集まり)ができる様になり、より多くの弾の粒がクレーに当たるという仕組みだそうです。

言葉だけでは分かりにくいため、図にしてイメージしました。

上図は上から見下ろした図になっており、下が射手側で上がフィールドとバックストップ側です。赤いクレーが飛ぶ方向にコロンが広がっているのが分かると思います。スイングを止めずに射撃し、自然にフォロースルーすることで、多くの粒がクレーにヒットするということがイメージできたと思います。

また、クレーが射出されてからスイングするまでの約0.5秒間でクレーの飛ぶ方向を見極めることで、よりクレーに合わせてコロンとなるように射撃できるということも書いてありました。

私の場合まっすぐ飛ぶクレーは撃ち落せるものの、左右に飛ぶクレーは撃ち落せないことが多いのですが、まっすぐ飛ぶ場合はスイングは小さくて済みますが、左右に飛ぶ場合はより大きくスイングする必要があり、スイングが遅かったり、止まってしまっていることが原因で上手く撃ち落せなかったのではないかと思います。

まだまだ射撃経験が浅いので理論だけではどうにもならないと思いますが、参考にして練習に励みます。

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