公務員ハンター登場!?in 宮城県

宮城県で非常勤職員(公務員)として警察官OBを採用するというニュースがありました。
鳥獣被害抑止へ 駆除専門「職員ハンター」採用_2017年2月4日河北新聞

イノシシ被害が目立つ宮城県南部の事務所を拠点に週4日間、鳥獣駆除などに当たる。猟友会メンバーと連携し、捕獲したイノシシの処分や食害防止のパトロール、新たなわな設置などを支援する。
としています。おそらく全国で初の取組みであり、フルタイムでの採用と思われますが非常勤職員であることから、期間雇用であることがうかがえます。

これまで狩猟は農家の人が鳥獣による農作物の食害から自衛のために仕方なく行ったり、趣味として行ったりすることがほとんどでした。というのも、狩猟のみで食べていくことが事実上不可能に近いため、専業猟師は限られた人がその道を選ぶのみだったことが理由としてあげられます。
今や熊の心臓を薬として一つ100万で取引する時代ではありませんし、毛皮を加工したり肉を食すという機会も滅多に無いように思います。

ただ最近では上記のニュースの様に鳥獣が増えすぎ、その食害も年々大きくなってきている関係で、国や地方自治体が捕獲に対して補助金を交付するという取組みも2016年度では行われていました。
私が生まれた南房総のある自治体ではイノシシ1頭1万5000円(こちら既に情報がないため記憶の範囲です)の補助金(懸賞金)を支払うなどされたほどで、生活の足しにできる様になってきたように思います。

今後、さらなる有害鳥獣の増加や生息範囲の拡大は避けられそうにないことを考えますと、専業猟師という道も拓かれるかも知れません。

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