住みよさランキング6年連続1位の印西市ってどうなの?

東洋経済が毎年行っている調査の一つに“住みよさランキング”というものがあります。皆さんも聞いたことのあると思われる”住みたい街ランキング”とは違い、市区町村を安全度・利便度・快適度・富裕度・住居水準充実度の5つの尺度と15の指標により評価し、総合評価でランキングするというものです。

住みたい憧れの街ではなく、実際に住みやすいか、住んでいる人たちはどんな暮らしをしているのかといった現実的な評価指標であると考えてよいと思います。ただ、ランキングに対するコメントを見ていると疑問視する声も多々あるようです。

その前提で2012年の調査開始から6年目の2017年まで連続1位が千葉県の印西市だそうです。大型ショッピングモールが密集していることや、東京まで電車で1時間以内などの利便度や、適度な人口密度による快適度、住んでいる人の富裕度が高く1位になって様です。ちなみに2位は富山県砺波市、3位は愛知県長久手町となっており、利便性の高いベッドタウンが有利の様に見えます。

印西市は成田空港のある成田市のお隣、印旛沼の西にある市ということで印西市となっている様です。公式キャラにいんザイ君がいます。

印という印鑑にサイ、尻尾は市の花のコスモス…度直球ですが可愛らしいですね。

印西市といえば、日本最大級の超大型ホームセンターのジョイフル本田や、イオンモール、コストコ、の他ショッピングモールが集まっていることで有名です。また、30代が家やマンションを買って移り住むことが多く、人口が増え続けている数少ない自治体です。

その一方で敷地面積が広いため車が無いと買い物が大変であったり、東京まで1時間圏内といっても電車賃が全国1・2位の高さという住みにくい面もあったりします。

実のところ私も印西市民です。一軒家を建てて移り住んだのですが、正直なところここに引越して良かったと思っています。車が無いと確かに不便ではありますが、平地が多いため荷物が多くなければ自転車で移動できますので、実際に買い物以外は自転車移動が多いです。

上に記した利便度以外に、良いところとしては自然が残っていることが挙げられます。駅徒歩20分で野原や田畑が広がる田舎の風景が見えますし、電車の北総線沿いでさえカブトムシやクワガタが寄り付きそうな樹液の匂いのする木々が残っています。

実際に我が家の周辺にはキジやヤマバト、イノシシが出ます。見たことはありませんが、ホンドギツネまでいるそうです。普通であれば山に行かなければ会えない動物がすぐそこに居るのです。自然が残っているというだけでなく、広大な公園が多い割りに人が少ないため、思いっきり子供を走らせることができます。それにニュータウンエリアの道路が広く初心者でも安心して車を運転できますし、歩道が馬鹿みたいに広く、中には大人10人くらい横に並べる広さなので、子供にとっても安心といえます。また最近は待機児童0を達成した様ですから、子育て世代にとって住みやすいことは間違えありません。

全国で1位かどうかは分かりませんが、印西市は便利な田舎でとても住みやすいです。でももうちょっと夜も楽しめる街になれば良いなと思っています。あと電車賃の値下げをお願いします!

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