前回の記事にてneedsとwantsについて整理しましたので、なぜ革新者はwantsを軸にすることで事業化をすることができたのか、という点について学んだことを記します。
新しいことをやりたいとき必ずといって良いほど周囲の人から反対されるということは皆さんもご経験があるかも知れません。
例えば学生のうちに起業したい。高校からは海外の高校に進学したい。脱サラをして独立したい。(狩猟をするために銃を持ちたい。)等々新しいことや、周囲の人の常識から逸脱していることをしたいと相談するとほとんどの場合否定されます。
革新者たちも、やりたい!面白いから絶対成功する!と自信を持って周囲を説得しようとしても、必ずといって良いほど反対されるのだそうです。しかし、嫌々する仕事ではないため、手を替え品を替え説得を続けて最後には賛同を得るのだそうです。
これは革新者たちの自信・革新・熱意も重要な要素ですが、事業化する軸となるものが面白いワクワクすることであるため、周囲が折れるで我慢強く説得し続けられるということが一番の成功要因であると講演者の方もおっしゃっていました。
私の場合も狩猟をするために銃を持ちたいと親族に相談したとき、危ないじゃないか、人に迷惑が掛かるじゃないかと反対されました。私が銃砲所持の申請をした際には抜き打ちで身辺調査があり、同居人や近所の方々にご迷惑をお掛けしました。
後日調査に協力いただいた人たちに事情を説明して事なきを得ましたが、びっくりしたというのが近所の方の本音だそうです。
私の狩猟の目的は人に迷惑を掛けることではなく、少しでも鳥獣被害を減らすことであり、それと同時に得た獲物を有効活用して自分自身や周囲の人のためになることです。
まさにやりたくて仕方のないことです。
ですので休日や仕事の休憩時間を利用し、猟友会の会長さんや、警察職員、県の環境保護課の職員、会社の先輩、叔父、そして妻の協力を仰ぎ1年掛けてようやく狩猟をできる状態にすることができました。
余談ですがこれにより、自分には射撃の素質がありそうだということが分かりました。
射撃教習の教官や銃砲店の店長さんからは、初心者にしてはよく当たるので「どこかで射撃をした経験あるの?」と言われましたが、素で「ゲームセンターやサバゲー(といっても小学生レベル)くらいです」と答えました。映画”back to the future part Ⅲ”のマーティの様だと笑ってしまいました。
革新者たちは面白い、やりたくて仕方のないことを仕事にしているため、私以上に充実しているんだろうなぁと憧れます。憧れるだけでなく、自分もそうなるため準備をしていますが、もう少し時間が掛かりそうです。