【どちらがお得?】新築住宅と中古住宅

前回の記事で一戸建てとマンションを比較し、自由に修繕・回収ができ、敷地面積も広い一戸建てを選択したということをお話しました(以下の記事参照)。
【どちらがお得?】マンションと一戸建て

そうして一戸建ての物件について再検討することになったのですが、中古住宅と新築住宅(建売)の価格差が300万円程度であることに気づきました。妻と相談した結果それなら新築が良いということで探したのですが、なかなか良い物件はありませんでした。

新築物件は周りの昔ながらの住宅に比べ、建物面積が狭いこと、また旧建築基準法の下に建てられている住宅街のため隣の物件との距離が極端に狭いことが原因で薄暗く窮屈なものがほとんどだったからです。
ただしこのおかげで、もう一度検討と情報収集をすることとなり、中古住宅の欠点が見えてきたのです。

【中古住宅の欠点】

  1. 壁内の構造を把握することができず、構造的欠陥を発見することは素人の私たちにはできないこと
  2. 断熱性や機密性等の住み心地の改善について、窓の二重化やリノベーションでは限界があること
  3. 前述の通り隣接する住宅との距離が狭く薄暗いことが多いこと

1は東日本大震災を経験した私たちにとっては不安が大きく、一生安全に住める場所とはいえませんでした。
2が最も重要な点ですが、断熱性や機密性により住んだ後の快適さや省エネ、健康の面で劣るということが中古住宅を選択しなかった理由となります。断熱性や機密性に関する数値については「断熱性」,「光熱費」や「断熱性」,「健康」で検索をしてみてください。その他、2015年8月25日の日経新聞の記事でも断熱性の違いにより光熱費だけで年間10万円弱の違いが出ると報道されています。

個人的にはこの数値の差がポイントだったのですが、北国出身の妻のいうところでは、寒い家は住みたくない、機密性の高さと空調の工夫で花粉症が和らぐ等の健康面でのメリットがポイントの様です。

もしも断熱性の違いを身をもって体験をしたい!という方は、ハウスメーカーである一条工務店の工場見学をおすすめします。私たち夫婦も参加することで暖房への考え方が変わりました。

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コメント

  1. […] 前回までに新築住宅と中古住宅を比較した結果、価格があまり変わらないことから新築住宅を選択したことは掲載しました。前回記事:【どちらがお得?】新築住宅と中古住宅 […]