猟銃を購入してから2回目の射撃練習をしに栃木まで行ってきましてので、そこで得られた気付きについて記します。
今回の射撃練習会は、銃砲店主催のビギナー向けのものでした。練習はトラップ射撃なのですが、本来左・中央・右の3方向にクレーが射出されるところを、中央のみに設定した射台で行うものでした。
この練習会で良かった事は、射撃場でのマナー、射撃姿勢の基本、狙いの付け方、銃の種類による照準の見え方の違いを銃砲店の店長さんから教えてもらえたこと、他の参加者との交流ができたことです。
○射撃場でのマナー
・実包は自分の開始する射台の左後に置くこと
・トラップ射撃では1~5番の射台があり、1から順に射撃、自分の番まで実包は込めないこと
・打ち終わったら番号の大きい射台へ、5番は1番へ移動
・待機姿勢として、上下二連銃は薬室を開放して射台端のゴムパットに銃口を下にしてそえ置く
・同じく自動銃の場合は、薬室を開放して右手はグリップ(人差し指は引き金に入れない)、左手を先台を握り、銃口を上方へ向ける。または、銃口を上に向け銃床を腹や太ももに載せ片手で先台を支える
○射撃姿勢の基本
・前方に向かって斜め45度を向く(右射手の場合は左足が前、右足が後で右前方を向く)
・足は肩幅と同じくらいに開く
・射台の白線枠は踏まない
・銃床は鎖骨の外側、肩の内側の中間にあるへこみ部分に当てる
・顔をなるべく傾けず銃床に頬を当てる(確実に当てないと射撃の反動で頬が腫れます。場合によっていは痣ができますので怖がらずにしっかりと当てる)
・左手は先台、右手はグリップ、右手人差し指は射撃直前まで引き金(用心金)にかけない。
・顔が若干前に出て前傾姿勢(猫背)になるため、重心も前よりとなります
・銃口は前方のクレー発射台の少し下に向ける(白いライン)
狙いの付け方、銃の種類による照準の見え方の違いは次回に記します。
上記だけでも知っている人に聞ける環境があることは嬉しいものです。銃を売ったら売りっぱなしの銃砲店もあると聞きますが、私は良いお店から買ったと思いました。
私が銃を購入したのはお店は浜田銃砲店さんです。1895年から続く老舗です。秋葉原駅と末広町駅の間にあり、電車でもアクセスも抜群です。私の職場から歩ける距離にありますので、時折お昼休みにお邪魔しています。
コメント
[…] 前回に引続き、射撃練習で得られた狙いの付け方、銃の種類による照準の見え方の違いについて記します。 前回は射撃場でのマナー、射撃姿勢の基本について記しています。 […]