レミントン11-87の清掃

銃の清掃について銃砲店さんから教わりましたので、備忘録としてその内容を記します。

猟銃の利用者の中には、銃を掃除することを「甘やかしている」と考える方もおられるようで、まったく清掃をしない方が良いと考える人もいるようです。とても日本人ぽい考え方ですね。

簡単な構造のレミントン製の散弾銃ではほとんど掃除をしなくても壊れることは無いようですが、射撃練習をした後に銃身や薬室を覆う鉄筒の外側(ガスポート)や銃身の内側がススだらけとなりました。しっかりと防錆加工をしていないものはこれが原因で腐食する様です。

掃除の方法も簡単で15分程度あればできることから、私は掃除することにしました。長持ちさせたいですからね。

【清掃の手順】
①銃身を取り外す(保管するときの様に銃身とそれ以外に分けます)
②ガズポートをブラシで擦ってススを取り除く。このとき専用の洗剤を使用すると簡単に取れます。鉄でできているため、細かな傷を気にしなければ目の細かい金たわしを使うとしつこい汚れも落ちます。
③ススが全部おちた部分にガンオイルを塗って不要な油分を拭き取ります。オイルが流れ落ちない程度に拭き取る。
④銃身の中を銅ブラシで擦りススを取り除きます。使わなくなったTシャツでも良く、それで取れる程度で良いようです。
⑤銃身の内部にもガンオイルを塗り、不要な油分は拭き取ります。
⑥最後に銃身の外側や機関部の内外にガンオイルを塗って、同じく不要な油分は拭き取ります。

油分の拭き取りが面倒な場合は、オイルを塗ったままガンロッカーに立てかけておけば不要な油分は流れ落ちるそうです。

以上の様に通常分解する程度の範囲で清掃できるため、長持ちさせるために掃除すると良いと思います。

レスポンシブル




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