低燃費住宅は低燃費車の3倍の効果が!?

住宅販売大手の競争においても省エネ住宅メーカー、ゼロエネルギー住宅メーカーが業績を上げているそうです。積○ハ○スはそのなかで独走していましたが、2016年6月の住宅産業新聞において、我が家を建ててくれた一条工務店が追いついてきたという記事がありました。両社をしっかりと比較した私にとって、当然の結果だなと思います。

日経アーキテクチャという建築関係の雑誌において、住宅の建て主・メーカーにとって重要な性能は以下の三つであるとしています。

①家全体で冬は暖かく、夏は涼しく過ごせながら、安い冷暖房費で済む
②住宅性能表示制度で定める耐震等級3を確保する
③適切な防蟻処理、通気計画によって耐久性を保つ

これら全てを満たした上で、他社と比べても中堅の価格帯である一条工務店が販売戸数を増やすことは当然ともいえます。

①については我が家でも実証されています。断熱性・気密性が極めて高いことや、太陽光発電設備の提案により月々の光熱費が3000円程度となっています。私と妻の2人世帯であることを考えても低燃費であることは間違いありません。
(詳細は一条工務店の家の光熱費をご参照ください)
by いらすとや

また、②・③については契約時の仕様上ではありますが満たしていることを確認しています。

自動車業界においては低燃費という言葉は既に耳にたこができるぐらい聞きますが、住宅業界においてもそれが聞かれるようになったということです。光熱費があまり掛からない住宅が注目されています。

総務省の統計によると2人世帯の光熱費の平均は1ヶ月あたり20,000円となっているため、我が家の1ヶ月あたり3,000円との差は17,000円で、比率として6:1です。カタログ燃費上の値が2倍の車に乗ったとしても比率は2:1であることから、住宅の省エネは車の省エネの3倍程度の効果があるということです。3倍と聞くと赤いものをイメージしますね(笑)
こういったことからも省エネ住宅が注目されていることも納得できます。

実際に周辺の新興住宅地を見ていると建設途中の住宅の垂れ幕に”ZEH”の文字を多く見かけます。Zero Energy House:ゼロ・エネルギー・ハウスの略です。
これは断熱性・気密性の向上(パッシブデザイン)により、夏涼しく、冬暖かい住宅構造にすることや、高効率設備による省エネ、太陽光発電等により光熱費を賄うことで消費エネルギーと発電エネルギーの差を概ねゼロにするという考え方であり、経済産業省が主導し2020年までに今後建てる家の50%をZEHにすることを目指しています。一条工務店もZEHを事業目標の一つに掲げています。

ここまで数値や省エネ住宅の考え方について書きましたが、実際住んでみて言えることは、省エネ住宅は住み心地も良いということです。そもそも住宅自体が省エネ設計のため、冷暖房を惜しみなく使用しても費用は抑えられます。というのも冷暖房を控えめでも快適な温度となるからです。

我が家の様にペットがいる家庭では冷暖房を切るという選択肢は選べません。そういったことからも省エネ住宅はペットたちにとっても快適な生活を約束してくれていると言えます。

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