前回の投稿では賃貸と持ち家について比較検討の経緯を記しました。
【どちらがお得?】賃貸と持ち家
今回は持ち家のうちマンションと一戸建てどちらがお得なのかについて記します。妻と私そして将来の子供が暮らすことを前提に検討しております。
まず私たち夫婦は頭金150万程度とあまり資金がなく、なんとなくマンションは狭いね・・・との先入観があったため、中古の一戸建てから検討を開始しました。その際の相場は以下の通りです。
【中古一戸建ての相場】2015年夏頃現在
立地:東京まで片道1時間以内の千葉県、最寄駅から徒歩15分以内
広さ:3LDK~4LDK
価格:2000万円前後
ただ狭小であったり、家屋内が薄暗い間取りのものばかりで、これというものはありませんでした。そのため、続いてマンションを検討しました。
【中古マンションの相場】2015年夏現在
立地:東京まで片道1時間以内の千葉県、最寄駅から徒歩15分以内
広さ:3LDK~4LDK
価格:1500万円~2000万円
同価格帯においてマンションは一戸建てに比べ20㎡狭いことや、細長い間取りで角部屋で無い限り窓が少ないことが多く閉塞感を感じました。
一方で、オートロックや目隠しフェンス、防犯カメラ、常駐の管理人により防犯面は優れている様でした。
ここで一旦冷静に考え、不動産屋や住宅メーカー、その他検討中の人たちの考えを整理しました。
★マンションのメリット
・売却や賃貸で他者に貸すことに向いている
・戸建てに比べ駅に近い物件が多く利便性に優れている
・前述のとおり防犯面に優れている
・窓が少ないため光熱費が抑えられる
★マンションのデメリット
・修繕積立費は経年とともに上昇する
・修繕時には共有スペースも対象となるため、別途費用が掛かることもあり修繕が進まないリスクがある。特に戸数の多い大型マンションはその傾向が強い。
・前述のとおり狭さや天井の低さ、窓の少なさにより閉塞感がある。
私たちは転勤の可能性も低く、長期間自宅としての利用を考えていたため、将来的な総コストが予測しにくく、自由の利かないマンションは選択から除外しました。
そして戸建ての広さ、修繕の自由度、庭いじりの楽しみ、そして良い土地に出会うことに期待し一戸建てを選択したのです。