冬でも春の暖かさ 気密性・断熱性の重要さ

私が高気密・高断熱の家を選んだことはこれまでの記事でお話ししました。2016年9月下旬から住はじめ、一冬を越したのでその感想を書きたいと思います。

この冬では暖房器具として使ったものは床暖房のみ、エアコンやヒーターはまったく使わずに過ごすことができました。妻は若干冷え性なのでスウェット上下で過ごしており、時折さらに上着を着ていました。床暖房の設定温度は27℃~29℃とすることで、最も寒い日でも室内温度は24℃程度に保つことができたため、家の中ではTシャツ、短パンで過ごせるほどの暖かさでした。

寝るときにも毛布はいらず、冬特有の寒さによる布団からなかなか出られないということも一度もありませんでした。室内と室外の温度がまったく違い家を出る頃に外の寒さに驚くほど、家の中にいる限りまったく冬を感じません。

気になるところは電気代と思いますが、オール電化で風呂や料理もすべて電気なのですが2月でも1ヵ月11,302円、私と妻の二人暮らし共働きということを考慮しても決して高額ではないと思います。

床暖房の利点は床だけでなく、壁をつたって部屋全体が暖まることです。暖かい空気は上のほうへいき、冷たい空気が足元に溜まるため、エアコン等で空気だけ暖めてもその恩恵は少なく十分ではありません。しかしこれは高気密・高断熱の家であって初めて効果を発揮します。なぜなら床暖房は徐々に暖まっていくため、その間に熱が逃げてしまっては暖まりません。
最も熱が逃げやすいところは窓で、室内の熱の48%が出て行ってしまうそうですが、窓際にいても冷気が入ってくることは無かったため熱も逃げていなかったことを体感しています。うちの猫ちゃんのココも夜窓際で寝られるくらい暖かいため、人にとってはなおさら暖かさを感じられます。私もたまに絨毯の上で何も掛けずに寝てしまうほどです。

LIXILの断熱窓のCMで堤真一さん演じる夫が妻の機嫌が悪くなったことを悩み、ナレーションで「寒さのせいじゃないですか?」というシーンがあるのですが、あれは大げさではないと感じています。寒がりの妻も室内温度にまったく不満が無い様で、それが理由での喧嘩がなくりました。家の住みやすさは本当に重要ですね。

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