パッケージと中身の目薬がドラクエの世界観を上手く表している製品です。たまたま通りかかったドラッグストアで見かけたのでついつい買ってしまいました。(1つ380円)
私のドラクエ歴はⅠ~Ⅷ、Ⅹの9作です。自身で購入したのはⅤ(5作目)からですが、兄や近所のお兄さんの影響もありファミリーコンピュータでⅠ~Ⅳもプレイすることができました。
皆さんもご存知と思いますが、ドラゴンクエストは現在まで11作と外伝などの派生作品を数えると50を超える数がありスクウェアエニックス(旧:エニックス)の代表作といえます。そのほぼ全ての作品に登場するスライムが目薬になっているんです。
スライムは序盤に登場する敵モンスターでほとんどの作品で最も弱いモンスターですが、ドラクエといったらスライムというほど認知度が高く、仲間に加えた場合の名前が”アキーラ”とキャラクターの製作者である鳥山明氏の名前が付けられるなど特別なモンスターです。
ファイナルファンタジーでいうとチョコボやモーグリの様なマスコットキャラです。
目薬の瓶がスライムになっているのもロートの目薬としては特別な型ですが、パッケージ(外箱)の内側がフィールドのデザインがあり、あたかもプレイヤーの前にスライムがあらわれた様なつくりです。
またドラクエお馴染みの作戦コマンドが描かれており、”たたかう”の変わりに”さす”になっていたり、キャッチコピーのかいしんの一滴もプレイヤーの攻撃時に大ダメージを与える”会心の一撃”からとられていたりとドラクエの世界観を上手く再現しています。
ロート製薬が1ヶ月~2ヶ月の販売目標をたったの5月から販売し1週間でその3分の2が売れてしまったこともあり、7月に増産が決定され8/17から増産分の販売が開始された様です。
これはメインターゲットの若い男性以外に若年女性にも”可愛い!”と買ってもらえたからだそうです。一方で当初は”ホイミ目薬”という企画案もあったようですが、ドラクエをプレイした人向けであれば、ホイミは回復呪文であると分かりやすくて良いような気がします。でもそうすると容器がホイミスライム”になるので容器は考える必要がありそうです。