熊にも世代間ギャップがあるそうです。

東北地方ではツキノワグマと人の遭遇件数が増えてきており、クマによる襲撃でお亡くなりになる事件まで起きている様です。新世代のクマと向き合う(Yahooニュース)

こうした事件の原因は、人を恐れない新世代のクマが出てきているせいだといわれています。

新世代のクマは人に追われたりする経験がなく、また人里に美味しい食べ物があることを知っているため、何度も人里へおりてきてしまい人と遭遇することになります。

ゴミ箱をあさったり、商店の陳列商品を食べたりしても人は何も抵抗できないため、クマにとっては良い餌場となってしまっている状況です。

ツキノワグマは体長、体重ともに人と同程度ですが、噛む力はライオンや虎を上回り、手の鉤爪での攻撃は、当たり所が悪ければ人は即死してしまうほど強力だそうです。

また人とクマの大きな違いは、痛みに対する耐性です。人の場合強烈な痛みにより気絶することで痛みから身を守るようになっていますが、クマは急所に致命傷を負わない限り動き続け、逃走したり、脅威者を攻撃する(取除く)ことで危険を回避するようになっています。そのためナイフでの刺傷や銃弾による銃創では止まることなく襲い掛かってくるか、逃げ出すことが多いそうです。

本州にいるクマがヒグマでなくツキノワグマであることにまだ救いがありますが、人は怖い存在であるとクマに認識してもらわない限り、クマとの遭遇や事故が減ることはありません。

人による犯罪被害だけでなく、獣による被害にも気を配らなければならない時代が来てしまっているのかも知れません。

ニュース記事にあるようなロボットや猟師による追い払いをさらに進めるために、私たちも活動していきたいと思います。

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